安全・衛生・危険・消防分野

作業環境測定士

投稿日:2017年1月19日 更新日:

作業環境測定法に基づく資格である。有害な業務を行う屋内作業場で一定の指定された作業所においては、作業環境測定士によって作業環境の実態の把握のため空気環境その他の作業環境について行うデザイン、サンプリング及び解析・分析させなければならないとされている。

資格区分は、第1種及び第2種に区分されている。第1種は、業務範囲に制限がない。第2種は、デザイン、サンプリング、簡易測定器による分析だけができる。

所管府省庁・根拠法令

厚生労働省・作業環境測定法

資格の機能

業務独占資格・名称独占資格

作業環境測定士への道

厚生労働大臣が行う作業環境測定士国家試験に合格し、講習を修了して厚生労働省に備える作業環境測定士名簿に登録する。

受験をしない作業環境測定士への道
  1. 大学又は高等専門学校において、理科系等の正規の課程を修めて卒業した者により学士の学位を授与された者で、大学、高等専門学校において、空気環境等の測定に関する科目の教授、准教授職にあり、又はあった者
  2. 大学、高等専門学校において、理科系等の正規の課程を修めて卒業した者で、その後10年以上、国、地方公共団体、一般社団法人等の研究機関において、空気環境等の測定に関する研究に従事した者
  3. 上記1.2と同等以上の知識及び技能を有すると認められる者

日程(申込期間)

第1種・5月初旬から6月初旬 / 第2種・第1回・5月初旬から6月初旬・第2回・11月初旬から12月初旬

日程(試験日・合格発表)

第1種・試験日8月下旬・合格発表9月下旬 / 第2種・第1回試験日8月下旬・合格発表9月下旬・第2回試験日2月中旬・合格発表3月下旬

受験資格

次のような受験資格がある。

  1. 大学・旧制大学旧制専門学校で、理科系統の正規の課程を修めて卒業し、1年以上労働衛生の実務に従事した者
  2. 高等学校又は中等学校で理科系統の正規の課程を修めて卒業し、3年以上の労働衛生の実務に従事した者
  3. 学士の学位を授与された者で、3年以上労働衛生の実務に従事した者
  4. 学位の学位を授与されたものと同等以上の学力を有すると認められる者で、3年以上労働衛生の実務に従事した者
  5. 高等学校又は中等学校で理科系統の正規の課程以外を修めて卒業し、5年以上の労働衛生の実務に従事した者
  6. 高等学校卒業認定試験合格者等で、5年以上の労働衛生の実務に従事した者
  7. 高等学校卒業認定試験合格者等と同等以上の学力を有すると認められる者で、5年以上の労働衛生の実務に従事した者
  8. 学士の学位を授与された者で、理科系統の正規の課程を修めて、1年以上の労働衛生の実務に従事した者
  9. 学士の学位を授与された者と同等の学力を有すると認められる者で、理科系統の正規の課程を修めて、1年以上の労働衛生の実務に従事した者
  10. 応用課程の高等職業訓練又は専門課程、特定専門課程の高度職業訓練修了者で1年以上労働衛生の実務に従事した者
  11. 普通課程の普通職業訓練修了者で3年以上労働衛生の実務に従事した者
  12. 専修訓練課程の普通職業訓練修了者で4年以上労働衛生の実務に従事した者
  13. 技能士検定1級・2級・単1級に合格した者で、1年以上労働衛生の実務に従事した者
  14. 8年以上労働衛生の実務に従事した者
  15. 技術士2次試験の合格者
  16. 産業安全専門官・産業衛生専門官・労働基準監督官又はその職にあった者

試験の内容

第1種・第2種作業環境測定士共通科目
  • 労働衛生一般
  • 労働衛生関係法令
  • 作業環境について行うデザイン・サンプリング
  • 作業環境について行う分析に関する概論
第1種作業環境測定士
選択科目
  • 有機溶剤
  • 鉱物性粉じん
  • 特定化学物質
  • 金属類
  • 放射性物質
試験時間は、各科目1時間

試験科目の免除

次のような試験科目の免除規定がある。

科目免除を受けることができる者 衛生一般 関係法令 デザイン等 分析概論
大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校卒業し、環境計量士(濃度関係)の登録者で試験免除講習を受講した者 免除 免除 免除 免除
環境計量士登録者で上記以外 免除 免除
診療放射線技師 免除 免除 免除 免除
技術士(化学・金属・応用理学部門)登録者 免除
技術士(衛生工学部門)の登録者で、空気環境測定の実務に3年以上従事 免除
核燃料取扱者・原子炉主任技術者・第1種放射線取扱主任者で選任されている者 免除 免除 免除 免除
上記の免状を有する者で、放射性物質の濃度測定の実務に3年以上従事 免除 免除 免除 免除
臨床検査技師で空気環境の測定の実務に3年以上従事 免除 免除 免除 免除
臨床検査技師で、大学において作業環境、統計、関係法令を修めて卒業した者 免除 免除 免除  免除
10 臨床検査技師で、上記8・9以外の者 免除 免除
11 衛生検査技師 免除
12 専門課程の高等職業訓練(化学システム・環境化学)を修了・技能照査に合格 免除
13 化学分析科の職業訓練指導員免許 免除 免除
14 技能士(化学分析)の1級・2級合格者 免除
15 公害防止管理者試験(騒音・振動を除く)・公害防止主任管理者試験合格者 免除
16 1種衛生管理者は5年以上・衛生工学衛生管理者は3年以上労働衛生の実務に従事し、試験免除講習を修了した者 免除 免除
17 労働衛生コンサルタント 免除 免除
18 労働衛生専門官・労働機銃監督官として3年以上従事 免除 免除
19 厚生労働大臣の登録を受けた大学等で、第2種作業環境測定士となるための必要な知識及び技能を付与する科目を修めて卒業した者 免除 免除 免除 免除

なお、共通科目のうちすべての科目の免除又は合格の場合、選択科目の受験申請をしなくても、登録講習ができる科目がある。

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試験結果

直近の試験結果はつぎのとおり。平成27年度

試験区分 受験者数(人) 合格者(人) 合格率(%)
第1種作業環境測定士 1065 719 76.5
第2種作業環境測定士 1351 507
545
2461 1269 52.3

資格者になるまでの必要エネルギー

 ♠ ♠  ♠ ♠レベル3

試験実施機関・資格者団体

厚生労働省・公益社団法人安全衛生技術試験協会・社団法人日本作業環境測定協会

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